当社の公開セミナーについてご紹介します。
衣料品・繊維製品は身近な消費財ですが、商品ごとにその適切な取扱い方法は異なります。
例えばセーターが家庭洗濯で縮んでしまったという場合、何が適切でなかったのでしょうか?
取扱い方法は製品に洗濯絵表示が付けられていますが、最近はその表示が見慣れない記号になってよくわからないという方もおられます。
また「綿 100%」などの組成表示はどのように決められているかなど、表示だけでも色々と疑問が出てきます。
このような事は誰に聞けば良いのでしょうか?
具体的な個別商品についてはメーカーに問い合わせれば教えてもらえますが、そこで総合的な知識を得るのは困難です。
当社では、このような知識について公開セミナーを行います。
講義は時流にあわせたトピックスなど様々な内容で行いますが、以下の3項目を基本講義として用意しております。
その他に、どの講義でも、今まであった実際の不良事例や、その予防方法などをお伝えします。
また、お客さまからの質問や、今困っていることへのご相談などについても、その場でお答えします。
市販の衣料品・繊維製品のほとんどに洗濯用の絵表示や「綿 100%」などの組成表示がついていますが、この内容は「家庭用品品質表示法(家表法)」に基づくものです。
初級編では、これらの表示が具体的にはどのような内容で、どのようなルールによって表示されているのかを中心に講義します。
また、綿・ウール・ポリエステルなどの各繊維の特徴・特性を説明します。
この講義によって、今お持ちの製品の正しい取扱い方がわかってより身近に感じるだけでなく、これから購入する商品がどのような特性を持っているのか推察できるようになります。
商品を販売する前には、変色・色落ち・縮みなどの品質検査を行うことが一般的です。
中級編では、このような事前検査が具体的にはどのような内容で、どのようなルールによって行われているのかを中心に講義します。
この講義によって、今お持ちの製品がどのような品質保証がされているのかわかるだけでなく、万一不具合が発生してしまった時に、メーカーとどのようなポイントでお話をすれば良いのかわかるようになります。
抗菌防臭・形態安定・撥水(はっすい)性など、様々な機能性をもった商品が販売されていますが、この内容の妥当性を規定しているのが「景品表示法(景表法)」です。
上級編では、これらの表示が具体的にはどのような内容で、どのようなルールによって表示されているのかを中心に講義します。
この講義によって、今お持ちの製品が実際にはどのような機能を持っているのかがわかるだけでなく、もしそれらが実感できなかった時に、メーカーとどのようなポイントでお話をすれば良いのかわかるようになります。